スクリューシャフトの交換
- 2017/02/12
- 14:31
馬毛を張る時に クルクルと回すところ。
そこの バトンスクリューのシャフトの交換をします。
先ずは 必要な長さを決めます。

この 元のスクリューシャフトは この状態。

ここからスクリューシャフトの先を 必要な長さに削り出して。
セッティングの 確認をして。

スクリューシャフトの 後端の長さも合わせて。
バトン本体に セットします。

スクリューの加工後は バリなどを磨いておくと

アイレット(メネジ)の摩耗や負担も 軽減できます。
今回の交換は 以前に行われていたスクリューシャフトに 不具合が生じていて
アイレット(メネジ)のトラブルが頻発していたため 交換することにしました。
ちなみに 交換前のスクリューシャフトは こちら。

ちょっとした ネジ山の噛みあいの不具合の様ですが、
メネジのネジ山が削れてしまっては 使えなくなってしまいます。
この様なところも 弓の繊細なフィッティングの一部。
幾度となく 締めたり弛めたりすることですから けっこうな力も生じている個所になります。
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