一本の映画
- 2017/05/06
- 13:03
連休中に一本の映画を観ました。
といっても DVDを借りてきて 家で家族で観ました。
その理由は この映画を 子供たちと一緒に鑑賞したかったからでした。
私が好きな映画でしたが、 ふと思い出して 「今なら彼らと一緒に観られるかも」 と思ったのは、 彼らもそれなりの歳になって、 自分たちなりの理解力で鑑賞することができるだろう と思ったからでした。
観終えた後で この映画が伝えたかったことは とか どう思ったか などを聞くこともしません。
「いい映画だった」 と話す彼らの目の輝きと その言葉を聞けただけで 私としては十分に満足。
感じ方や記憶への残り方は 親子であってもそれぞれ。
もしも今回のことが 彼らの記憶に残っていれば、 またいつか 自分で探して観ることもあるでしょう。
名作というものは その様な伝わり方であっても 決して色あせる様なこともないのだと思います。
それぞれの年齢や経験によっても 理解できることや感じることも 変わってきて当たり前です。
解説書の様に伝えることをしなくても いいものは人の記憶に残れるというパワーがあります。
その映画の中からの抜粋。
一か月間の反省房(独房)に入れられて 戻ってきたアンディーの話、
モーツァルトが一緒だったからね。 それはここ(頭の中)や ここ(心の中)にもある。 人から音楽を奪うことは決してできない。
それが音楽の美しさだ 誰にも忘れさせることなんて出来ない。
希望はいいものだよ たぶん最高のものだ。 いいものは決して滅びない。
映画 「ショーシャンクの空に」 より、
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